意外と知らないブランド牛の定義について

肉もブランドの時代ですが、なにをもってブランド牛というのでしょうか?定義について考えると意外と知らないことばかり。

値段が高いから美味しいとは限らないのでしょうが、ではブランド牛の定義とはなにか?一緒に見ていきましょう。

牛肉のブランドとは

ブランド牛の個々の定義は、それぞれの地域でブランドを守る団体が決める自主基準となります。

しかし、産地、血統、品種、枝肉の格付け、飼育法など、ある一定の基準があり、それらを満たしたものに付けられているのが一般的です。

ブランド牛の定義

ブランド牛は、各生産者団体にその定義付けが定められてます。

全国に200種以上あり、個々の定義は各生産者団体が独自に設ける。産地による定義以外に用いられるのが、日本食肉格付協会が定める肉質の等級だ。(1)脂肪がどれだけ入っているかの「脂肪交雑」(BMS)(2)肉の色つや(3)肉質のきめとしまり(4)脂肪の色つや——で、1~5等級に分ける。佐賀牛、宮崎牛が「4等級以上のみ」などと厳しい定義を設けている一方で、全国的に有名な松阪牛や兵庫県産但馬牛は、等級に関係なく名乗れる。
(2009-01-18 朝日新聞 朝刊 週間九州)

品質基準でわかるブランド価値

肉牛の生産には、子牛を買って肉牛に育てて売る「肥育農家」と、繁殖して子牛を出荷する「繁殖農家」の2つがあります。

このうちブランドに関係してくるのが「肥育農家」。

牛肉のブランドには、牛がどこで生まれたかなどの出生地や、血統、品種がブランドに必ずしも関係しているわけではありません。

ブランド牛は、「品種」や「種類」より、「品質基準」だと考えるとわかりやすいでしょう。品種や血統もさることながら、生産者がその土地の特性を生かし、こだわり抜いた肥育により、品質基準が保たれブランド価値も維持されています。

宮崎牛にもいえること

宮崎牛にもいえることですが、血統、品種、エサはもちろんのこと、肉の美味しさを決めるのは、ストレスのない肥育環境と、愛情をこめて育て上げることが1番です。

日本一に輝いた宮崎牛も、宮崎の豊かな大自然と、肥育農家さんの惜しみない愛情をそそがれて育てられたからこその品質であり、ブランド価値といえるでしょう。

宮崎の素牛がルーツに!

実は全国トップクラスを誇る有名ブランド牛の多くが、宮崎の素牛がルーツになっているのをご存じですか?

宮崎県はかねてから、素牛と呼ばれる食肉用牛の子牛の生産が盛んな地域でした。

宮崎県で生まれた子牛の約半数が県外に出荷され、全国各地のブランド牛として育てられるなど、素牛として“血統”や“品質”の良さには定評があります。

なかでも三重県への出荷が多く、全国的にも有名な松阪牛の主な素牛のひとつとしても知られています。

ほかにも近江牛なども、もともとはその多くが、宮崎で生まれた子牛が素牛となって育てられたものなのです。

値段やブランドよりも確かな品質を!

ブランド牛は、限定地域、肉質条件などの定義によって付加価値が付き、大量に生産されるものではなくなり、数が少ないことで希少価値が上がります。

厳しい品質管理がなされているからこそ価値が上がりますが、必ずしも値段の高いブランド牛が美味しく、確かな品質のものとは限りません。

牛肉を買われるときは、値段やブランドに惑わされることなく、できればご自分の舌で食べ比べてみて、美味しいお肉を見つけることが大事でしょう。

畜産の本場である宮崎県の最高級A5ランク宮崎牛を販売しているミヤチクオンラインショップ。日本一を連覇した宮崎牛の味を、どうぞ食べ比べてみてください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加